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- 「マウスピース矯正」ページの目次
マウスピース矯正
(インビザライン)について
マウスピース矯正とは
マウスピースを装着することで歯を動かす矯正治療です。一枚のマウスピースで少し歯を動かし、次のマウスピースに交換します。
次のマウスピースでまた少し歯を動かし、さらに次のマウスピースに交換します。このように装着と交換を繰り返すことで、徐々に理想の歯並びに近づけていく治療です。
インビザラインとは
インビザラインはアメリカで1999年に発売されたマウスピース矯正です。日本には2006年に導入されました。2021年現在では全世界で800万人以上の治療実績がある、世界シェアNo.1のマウスピース矯正です。
治療データを集め、分析し、改良するという
サイクルを繰り返して、治療精度をどんどん向上させているので、今後の進化にも期待が持てます。
当院の
インビザライン治療の特徴
多くの治療実績
院長の黒木はインビザラインの専門病院での勤務経験があり、多くの患者さんの治療を担当しました。
そのため、インビザラインが得意な歯並び、苦手な歯並び、どのような時に抜歯を選択するのか、抜歯をしないでも治療できるのはどれくらいの歯並びか、歯が思うように動かない時はどうすれば良いか、などの知識を豊富に持っています。
また、治療計画の作成(シミュレーションづくり)に関しても、インビザライン治療で日本を代表する先生から直々に指導を受け、日々勉強しておりますので、患者さんごとにその人にあった治療計画を提案することが可能です。
インビザラインはどこの医院で治療しても、
"同じではありません"
決して同じではありません。全ての治療において同じことが言えるかもしれませんが、「知識」と「経験」によって差が出ると考えています。
インビザラインでは治療の最初にシミュレーションを作成してゴールを設定します。「知識」や「経験」が足りなければこのゴール設定を間違ってしまう可能性があります。
もちろん治療を開始して、しばらくしてからゴール設定を変えることも可能ですが、それは大きな回り道となり、患者さんの負担が大きくなってしまいます。ですので、「知識」と「経験」をもとに最初に良い診断ができることが重要だと思います。
また、スタッフの熟練度も大事な要素です。スタッフがインビザラインのことを理解しており、患者さんからの一般的な質問に答えることができれば、ご安心して治療が受けられると思います。
インビザライン専用口腔内
スキャナー”iTero(アイテロ)”
を導入しています
iTero(アイテロ)はインビザライン専用の口腔内スキャナーです。従来のように粘土のような型取り材を口に入れなくて済み、数分で歯並びのスキャンができるので、患者さんの負担が激減します。
また、精度も非常に良いため、マウスピースのフィットが良くなり、矯正治療の効果が向上します。
当院の
マウスピース矯正治療の
プラン
エクスプレス(軽度矯正)
矯正治療後の後戻りがわずかに生じた場合などの問題を解消する場合に適応となります。
最大で7枚のマウスピースを用いて歯を動かします。
治療期間は2〜4ヶ月程度で、治療開始から6ヶ月以内であれば1回の追加治療が可能です。追加治療でも最大7枚のマウスピースが使用可能です。
ライト(中度矯正)
エクスプレスとコンプリヘンシブの中間に当たります。奥歯を含めて軽度の歯並びの解消が可能です。最大で14枚のマウスピースを用いて歯を動かします。
治療期間は6ヶ月〜1年程度で、治療開始から1年以内であれば、1回の追加治療が可能です。追加治療でも最大14枚のマウスピースが使用可能です
インビザラインGO
大臼歯は動かさずに、その他の歯を動かす場合に適応となります。ライトとの違いは奥歯を動かせるかどうかとマウスピースの最大使用枚数です。
インビザラインGOでは最大で20枚のマウスピースが使用可能ですので、前歯を動かす場合はライトよりも移動量を多く設定できます。治療期間は6ヶ月〜1年程度で、治療開始から1年以内であれば、1回の追加治療が可能です。追加治療でも最大20枚のマウスピースが使用可能です。
コンプリヘンシブ(通常矯正)
コンプリヘンシブ(comprehensive)とは、”包括的”という意味です。
骨格的な問題を除く、ほぼ全ての歯並びに対して治療が可能です。治療期間は2〜3年程度で、マウスピースの枚数に制限はありません。歯並びによっては早く終わることもあれば、長引くこともあります。治療開始から5年以内であれば、何回でも追加治療が可能で、マウスピースの枚数制限もありません。
料金表
カウンセリング | 無料 |
---|---|
検査費用 | ¥22,000 |
エクスプレス | ¥363,000 (月々¥4,200〜) |
ライト | ¥528,000 (月々¥6,000〜) |
インビザラインGO | ¥528,000 (月々¥6,000〜) |
モデレート | ¥715,000 (月々¥7,000〜) |
コンプリヘンシブ | ¥858,000 (月々¥9,600〜) |
追加アライナー | ¥5,500 |
⁕料金は全て税込表示になります
⁕月額料金は最大分割120回を例にしています
インビザラインの
メリット・デメリット
メリット | 審美性が良い |
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痛みが少ない | |
歯磨きがしやすい | |
マウスピースを外せば食べ物の制限がない | |
来院回数が少ない | |
3Dシミュレーションを作成し 治療のゴールを共有できる |
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虫歯のリスクが低い(歯磨きがしやすい) | |
デメリット | 自己管理が必要 |
装着中は飲食の制限がある | |
歴史が比較的短い |
詳細はブログを参照
マウスピース矯正を
おすすめする方
今ではワイヤー矯正でできることとインビザラインでできることにほとんど差がなくなってきていますので、矯正治療を考えている全ての方にインビザラインをお勧めしますが、特にお勧めできるのは以下の方々です。
対応できるケース
できるケース | ほとんどが対応可能です。 しかし、マウスピース矯正が苦手とする歯の動きは存在します。苦手な動きを多く含む治療計画が必要な場合は、マウスピース矯正をお勧めしないことがあります。 |
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対応できないケース
外科矯正 | 骨格的な不正が大きく、手術療法が必要なケースです。インビザラインでは骨格的な不正を治すことはできません。 |
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年齢制限について
小学校低学年からインビザラインでの治療が可能です。
年齢の上限はありません。年齢を気になさらずにご相談ください。歯は適切な力を加えることで、生涯動かすことが可能です。
子供の矯正治療はこちらマウスピース矯正治療の流れ
矯正相談・カウンセリング
矯正治療についての相談を"無料"で受けております
どのようなことでお悩みなのか、どのような歯並びを手に入れたいのかなどをお聞きした後、インビザライン治療について詳しくご説明します。
検査・治療計画作成
治療計画作成のために資料を集めます。お口の写真撮影・お顔の写真撮影・レントゲン写真撮影・口腔内スキャナーにて歯並びのスキャンを行います。(税込¥22,000)
【治療後】
診断
お口の中の現状を説明した後、治療計画を説明します。治療計画説明の際はCGイメージをお見せしながら、どのような経過を経て歯並びが整っていくのかをビジュアルでお見せすることができます。
抜歯が必要なのか、期間はどれくらいなのか、最終的な歯並びがどうなるのかを具体的にお話しします。
同意書
初回相談時にも説明しますが、治療に伴う注意点や、治療後の保定(歯並びをキープすること)について改めてご説明します。ご理解いただければ同意書にサインをいただきます。
治療開始
いよいよ治療開始です。この時に初回の治療計画で出来上がってきたマウスピースを全てお渡しします。マウスピースは基本的に1週間で交換しながら歯を動かしていきます。
最初はアタッチメントを付けたりする関係で、1〜2週間の頻度で2回ほど来院していただきますが、その後は2〜3ヶ月に一回来院していただき、状態をチェックします。
保定
歯並びが良い状態に整ったら保定に移行します。保定とは歯並びをキープすることです。体は歯を元の位置に戻そうとしますので、その動きが起きないように保定装置を用いて保定を行います。
最初の6ヶ月は終日保定用のマウスピースを使用していただき、その後は少しずつ使用時間を減らしていきます。
メインテナンス
定期的に保定の状態を確認します。歯並びが少し後戻りしてずれている場合は保定装置を調整して、良い状態に戻します。大幅にずれている場合は再治療の検討が必要です。
よくある質問
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できなくはありませんがお勧めしません。染みるなどの症状が出た際に、矯正治療による影響なのか、ホワイトニングによる影響なのかわからないからです。診断が遅れて、神経が死んでしまっては後の祭りです。
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動きます。歯は弱い力を持続的に加えると動きます。マウスピースを適切に設計することで、この力を歯に加えることが可能です。
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20時間以上です。理想は22時間以上と言われていますが、かなり厳しいですし、20時間でも十分に歯は動きますので、当院では20時間以上の使用をお願いしております。逆に言えばマウスピースを外して良いのは最大4時間です。この4時間は一日3回の食事と、余裕があれば3時のおやつに使ってください。
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適応する場合もあります。
インビザラインの症例
歯並びを治したい
主訴 | 歯並びを治したい |
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治療期間 | 1年9ヶ月 |
治療費 | 88万円(税込) |
治療内容 | インビザラインにて叢生(そうせい)の治療を行った。スペースの獲得には主にIPR(隣接面削合)を用いた。 |
治療のリスク | 装置を適切に使用しないと治療期間が伸びたり、望んだ治療結果が得られない場合がある。 |
前歯で咬みたい
主訴 | 前歯で咬みたい |
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治療期間 | 2年2ヶ月 |
治療費 | 88万円(税込) |
治療内容 | インビザラインにて開咬(かいこう)の治療を行なった。奥歯の圧下(沈めること)し、前歯の挺出(引き出すこと)を組み合わせて歯並びを整えた。 |
治療のリスク | 舌突出癖(嚥下時に舌で前歯を押す癖)が強い場合は治療に時間がかかる。 |
奥にある歯を前に出したい
主訴 | 奥にある歯を前に出したい |
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治療期間 | 1年6ヶ月 |
治療費 | 88万円(税込) |
治療内容 | インビザラインにて交叉咬合の治療を行なった。スペースの獲得には主にIPR(隣接面削合)を用いた。 |
治療のリスク | 移動量が大きい歯は術後に後戻りが生じやすいので、しっかりキープする必要がある。 |
歯並びを治したい
主訴 | 歯並びを治したい |
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治療期間 | 1年8ヶ月 |
治療費 | 88万円(税込) |
治療内容 | インビザライン(マウスピース矯正)にて矯正治療を行なった。 |
治療のリスク | マウスピースの使用状況によっては望む歯並びが得られなかったり、治療期間が長くなる場合がある。 |
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