こんにちは、藤沢ギフト歯科・矯正歯科の歯科衛生士です。

みなさんは、今年度の「健康診断」は、お済みですか?

2018年4月より、健康診断等で使用される質問票に新たな項目が追加されました。

Q.食事を噛んで食べるときの状態は、どれに当てはまりますか?

①何でも噛んで食べることができる

②歯や歯ぐき、噛み合わせなど気になる部分があり、噛みにくいことがある

③ほとんど噛めない

 

お気づきでしたか?項目が増やされた背景には、どんな狙いがあるのでしょうか?

生活習慣病の予防としてオーラルケアが注目される理由

厚生労働省による「標準的な健診・保健指導プログラム(平成30年度版)」では、「噛むこと」に関する質問事項の追加について次のように解説されています。

歯や口腔に関わる疾患により咀嚼(噛む)機能や口腔機能が低下すると野菜の摂取は減少し、脂質やエネルギー摂取が増加するため、生活習慣病のリスクが高まると指摘されている

続いて、留意事項には次のように記されています。

生活習慣病のリスク因子(肥満、高血圧、高血糖)を有し、口腔内状態が悪く、口腔衛生の習慣が身についていない者は、保健指導等による介入によってリスク因子が有意に改善したことが報告されている

さらに、血糖を下げる薬、またはインスリン注射で加療中の場合は、歯周病治療を行うことで糖尿病の重症化を予防できる、とも記載されています。

オーラルケア(口腔衛生指導、摂食・嚥下指導等)をすることが生活習慣病の予防になる!!と、ハッキリ発表されたのです。

多くの人が定期的に受けている健康診断。その機会を  ”病気を発見する場”  に留めず、”予防の意識を高める場”  として捉える動きがあるようです。

この動きは日本人の健康状態の変化に基づいています。

国民の健康づくりのための運動「健康日本21」は平成25年、目標を設定しました。

糖尿病予備群や肥満者の増加、野菜摂取不足の問題などを中心に取り上げ、健康状態や生活習慣の改善が認められない、または悪化している場合は対策が必要である、指摘しました。

その改善策の一つとして挙げられたのが「噛めること」の見直しです。改善策の一つとして挙げられたのが「噛めること」の見直しです。改善策の一つとして挙げられたのが「噛めること」の見直しです。

きちんと咀嚼(食べ物をよく噛み味わうこと)ができれば、身体に十分栄養が行き渡り、脳は活性化され、いつまでも元気に自分らしい生活を送ることができます。

しかし、健康診断の質問票で触れるだけでは、その本質的な部分にまで気づいてもらえません。

そこで、なぜ噛むことの大切さが注目されているのかを解説できる人の存在が必要です。

それは、お口の中の専門家である歯科医院の新たな役目となるでしょう。

みなさんは、楽しくお食事なさっていますか?食べ物を味わっていますか?

その第一条件は、「しっかり噛めること」ですよね。

お口の中の悩みごとがありましたら藤沢ギフト歯科・矯正歯科にご相談ください。

藤沢にお住まいの方も、そうでない方も、藤沢ギフト歯科・矯正歯科にぜひお越しください。お待ちしております。

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