インビザライン体験記⑨〜歯並びの変化、魔法の道具〜
こんにちは
藤沢ギフト歯科・矯正歯科の歯科助手です。
今回は「私の歯並びの変化」「魔法の道具」の二本立てでお送りします。
私の歯並びの変化
私の場合は、前半で奥歯を後ろに下げて前歯が並ぶためのスペースを確保し、後半で前歯を並べていくという治療計画のため、まだ正面から見ても変化がありません。
正面からの写真は割愛して、咬合面(噛む面)の変化をご覧ください。
矯正前→No.10→No.20の順です。
噛んだ状態を横から見てみましょう。
歯の側面の溝に赤い点をつけてみました。
上の奥歯が後ろに移動(遠心移動)して、点の間隔が広くなっています。
No.20まで順調に進んでいますが、実はNo.18に交換後、前歯で物が噛めないくらいの痛みに襲われました。(痛みは2、3日で落ち着きました。)
No.17までは奥歯をメインに動かしていたのですが、No.18から前歯をメインに動かし始めたため、前歯に痛みが出たのだと思います。
これまで痛みを感じることなく過ごしていたので、この先も痛みとは無縁だろうと油断していたところ、突然痛みだしてとても驚きました、、、。
インビザライン矯正は「痛みが少ない」のは事実ですが、「痛みが出ることもある」というのを忘れないでください。
私みたいに油断していると痛い目に遭います、、、。
魔法の道具
当院ではよく、矯正治療は元の歯並びにもよりますが大体2〜3年かかると説明しています。
気長に矯正生活を送ろうと思える方は良いですが、2年もマウスピース生活なのか〜と思う方や、結婚式などのイベントまでにできるだけ綺麗な歯並びにしたい!という方もいらっしゃると思います。
そういった方に紹介したい魔法の道具があります!
光加速装置『pbm HEALING』です。
1日1回口腔内に光(近赤外線)を当てることで、通常7日から10日交換のところ、最短4日に短縮できるとういう装置です。
交換スピードを上げてくれるだけでなく、痛みも軽減してくれると言われています。
使い方は簡単で、アライナーを装着した状態でこのマウスピースを咥えて、上顎下顎それぞれ4分ずつ光を当てます。
充電式のバッテリーにつないで、ボタンをポチッと押せば照射が始まり、じんわり温かくなってきます。
光の照射による痛みや不快感はないですが、マウスピースを咥えるとゴリラみたいな口元になるので、人前でやる勇気は湧きません。
さて、そんな画期的な装置ですが、光を当てるだけで交換スピードを早められるなんて本当なの?と思いますよね。
実は私たちの体の中では、骨の細胞が壊され、また新しい細胞ができてというのを日々繰り返しています。
『pbm HEALING』で歯の周りに近赤外線を当てることで、歯の周辺組織や歯を支えている骨の細胞が活性化されて、破壊と再生のサイクルがスムーズになるため、歯を通常よりも速いペースで動かせるのです。
光のエネルギーで細胞を活性化させる作用を「フォトバイオモジュレーション」といい、アンチエイジングなど歯科以外の治療にも用いられているようです。
難しい話になってしまいましたが、私は実際に『pbm Healing』を使って4日で交換していて、なんの問題もなく順調に進んでいます。
ご興味のある方はぜひスタッフまでお声がけください!
さてさて、次回は記念すべき⑩投稿目です!!
インビザラインに関する面白グッズの紹介をしたいと思いますのでお楽しみに♪